感情
2022.02.03
昨年、「カウンセリング心理学」を学ぶ機会がありました。
様々な心理分析のアプローチがあり、カウンセリング方法も200以上ある事を知り驚きました。
今回はカウンセリングを行う方法として
・精神分析アプローチ/過去
・認知行動療法アプローチ/現在
・人間性心理学的アプローチ/未来
を事例を用いて仮説を考え分析しました。
また分析の方法として感情にフォーカスし、表出された感情の奥、
裏側にあるものを明らかにしクライアントの考えや解釈を引き出し、
自ら考えだすというプロセスを学びました。
ここで重要な「感情」というものに私は思考が固まってしまい、
文字で表された感情を読み解き理解する事が難しかったです。
グループワークでも実際の対話の中で話しながら感情を把握し感情に
フォーカスする事がやはり困難ではありました。
カウンセラーは泣くや笑うという見てわかる表情や表現と同時に
発せられるクライアントの言葉等から、罪悪感、不安、心配、孤独感、
絶望感、無価値感、無力感、戸惑い、焦り、怒り、劣等感等という、
「感情」に気付き、カウンセラーはクライアント自ら自分の考えに
気付ける導きを行うのです。
講義を通じて自分の中の「感情」が乏しい事に困惑しましたが、
更なる学びに繋げようと思います。
感情といえば面白い本がありました。
「感情類語辞典」です。
創作者向けの必須バイブルとして売る出されているようですが、
様々な角度から捉える感情は読みごたえあり、よくある表現から哲学的
、スピリチュアル的感覚からの表現、外的、内的感覚等、
様々な表現方法が掲載せれていて読んでいて面白いです。
他にも「アーモンド」という韓国書籍も面白かったです。
脳にある扁桃体というアーモンドのような形をした情動に関連する部分が
欠如し「感情」がない主人公が様々な体験を通して感情のようなものが
芽生えてくるお話しです。
感情がないとどうなるのかが、物語を通して感じる事ができ
「感情」てなんだ?生きていく中で「感情」って、、、
「感情」は必要なものなのか、「感情」は必要なんだな、
などといった様々な考えが沸き上がりました。
コロナ過の中でお時間ある時に、自分の「感情」と向き合ってみるのはどうでしょうか。
児童デイサービス・ポラリス 茅野