WILLCAREブログBlog

　理学療法士(physical therapist:PT)とは 
一般的にリハビリの先生と言われる職業です。
全身の関節や筋肉、バランス等の身体機能を評価し、必要に応じてサポートします。 
 
今回はWILLCAREでのＰＴ活動をいくつかご紹介させて頂きたいと思います。 
 
1⃣ケース会議の参加、支援の提案 
ポラリス、シリウスでは定期的に子どもたちの支援内容や
目標の見直しを行っています。
会議に参加し、ＰＴ視点からの支援を提案させて頂いています。 
 
2⃣1対1での個別機能訓練 
土曜日や長期休みには、ピックアップ児童に対して、
1対1での個別機能訓練を行います。
歩行が不安定で転びやすい子、姿勢が気になる子、
お箸やスプーン等の食具が上手く使えない子、
トイレ動作や着替えが一人で難しい子、、、 
日常生活動作の獲得や、「できた」が一つでも増えるように、
身体機能や動作を評価し、適切な機能訓練を行います。 

※写真は約15分の運動を行った前後のものです。
どちらも「楽に、真っ直ぐ、寝て/座ってね」と声掛けをしています。
好きなボール遊びを通して身体の硬い部分のストレッチ、
体幹トレーニングを行い、身体の軸を整えました。 
 
3⃣環境設定(適切な椅子や机の選定、調整) 
机や椅子は姿勢に大きく関わる部分で、食事や勉強の場面にも繋がってきます。
椅子を調整した事で足を上げなくなった、閉じて座れるようになった！
といった現場の声も聞かれています。 
 
 放課後等デイサービスでは、質の高い支援を提供出来るように、
ＰＴやＯＴ(作業療法士)、心理士等の専門職員の配置が推奨されるようになりました。
WILLCAREも理学療法士のいるデイサービスとして、今まで以上に質の高い支援を提供し、
子どもたちの将来の選択肢が一つでも多く増えるよう、少しでも力になれたらと思っています。

WILLCARE　理学療法士　古賀