触れ合い、触れ合う事

2020.05.16

ある女の子が私の顔をじーっと見て、ささっと髪を整えてくれました。 
ある女の子は久しぶりに会った私に駆け寄りギューっと抱きしめてくれました。 
目線を合わせるのが苦手、人に触れられるのが苦手な特性を持つ子ども達ですが、時
折この様なステキな出来事が起こります。 私は心がギューとなりとても愛おしいと感じるのです。 子ども達も表出出来ていないだけで、
きっと私と同じような感覚を感じる瞬間があると思います。 2020年はコロナ禍で世の中が激変し、
人との距離を取る事が大事になりました。 療育を行う上でも大切にしないといけない、
他者との関わりの中で育つ力、
体験を通して育つ力を
獲得する事が難しくなるかもしれないと感じています。 ですが、私の心配をよそに、子ども達は変わらずニコニコと笑顔を見せてくれたり、
嫌な時は嫌な表情、困った時は困った顔も見せてくれます。 今後は関わり方も変わりゆく中、私達支援者は、
子ども達の表情や小さな変化も見逃さず、
療育に生かし、コロナ禍でもできる支援を
常に模索しながらより良い療育を探し続けていかなければなりません。
身体と身体は触れ合わなくても、心がギューとなり、
暖かくなる瞬間を感じてもらえる様に、今日もケース会議を開きます。
WILL CAREが創設されてから10年。 何か有れば、発想の転換でいつでも困難を乗り越えてきました。 それぞれのストレングス(強み)を活かし前へ進んで来ました。
今回もみんなで打開策を見つけ、考え、前へ前へと進みます! 児童デイサービスポラリス⭐️茅野