仕事のやりがい

2019.01.07

新年あけましておめでとうございます。
2019年が始まりました。 居宅に所属している僕は元旦から一人暮らしの利用者さんや
夫婦2人で暮らす利用者さんのお宅へ訪問する介助がありました。
利用者さんにとってはお正月も関係ありません。 トイレに行けない利用者さんはお正月もトイレに行けないのです。
ご飯もお正月だからといってひとりで食べることはできません。 私には7年前に60歳で亡くなった叔母がいました。
叔母は障がいを持っていて実家でずっと一緒に暮らしていました。 私の家にはルールがあり、それは家を空けてはならないという事でした。
ですから私は小さい頃、お正月や休みの時に家族で旅行に行った思い出はありません。
まだヘルパーさんが家に来てくれる時代ではなかったのでしょう。
家族で家を空ける事が出来なかったのです。(叔母は外へ出る事が難しい障がいを持っていました) うちの家ではそれが普通のことでしたが、今は時代が違います。
サービスを受けられる制度があるのです。 そんな事を思うと私はお正月に利用者さんの家へ行ける事は幸せだと感じました。
少しでも役に立つことが出来たかなと思うと嬉しく思え、充実した気持ちになれました。 2019年、今年も頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いします。 ポラリス・ヘルパーステーション 薮田 健太郎