強化子

2018.12.07

ポラリスでは子ども達の「できること」をひとつでも増やしていくための取り組み

において「強化子」の利用を意識的に行っています。スタッフ同士でいろいろと考え

るときにも「強化子」という言葉がよく出てきます。

先日、「集団療育の進め方と強化子の与え方の工夫を通して」という講習があるのを

見つけたので、また新たなヒントが得られるかも・・・と思い受講してきました。

 

講習の中身を少しご紹介しますと

◎集団活動へ参加しない子どもの気持ち

“活動が面白くない・負けるのが嫌だ・やっても上手くできないからやらない” など様々

な理由が考えられますが、総括すると『自己肯定感が低い』ことが大きな要因の1つと考え

られる様です。

そして、自己肯定感を上げるために ”自分で選択体験・認められ体験・話しをきいてもらう

体験” をさせてあげる事がとても大事との事でした。


◎活動への参加意欲を高める強化子の工夫

強化子には大きく分けて4つの種類があり、その中でも子どもによく当てはまるものが二次

性強化子や般性強化子と呼ばれる強化子です。例えば、ご褒美としてタブレットでゲーム

をする事・お出かけをする事・ご褒美シールなどをもらう事で子ども達のモチベーションが

上がる為、様々な場面で使われています。

子どもにあった強化子を与える事で、よりやる気が上がるので工夫をする事がとても大事との事で

した。



強化子は時期によって変わります。つまり成長に合わせて見直していく必要があります。

実際に、支援として取り入れている強化子の他にもまたいろいろ工夫しながら、子供たちに

合ったよりよい強化子を意識して支援ができればと思います。

その他、いくつかのレクレーションを教えてもらったので、早速、日々のデイサービスの活動

に活かしていこうと思います。

 

☆児童デイサービス・ポラリス☆ 澤 あやめ