感覚統合
2020.11.13
なぜつま先歩きをするのか・・・ なぜ力加減が苦手なのか・・・ なぜこのような行動をするのか… 等、
感じたことはありますか? 気になる行動には
感覚統合の発達が関係していることもあります。 例えばキャッチボールをしているとき、ボールをキャッチできる、
ボールがくる位置に手が伸びる、等たくさんの感覚が脳に入ってきます。
たくさんの感覚を脳でうまく整理することで、
私たちはうまくキャッチボールが出来ます。 感覚統合がうまくいかないとキャッチボールは難しくなります。 例えば眼でうまくボールが追えない・身体をうまく動かせない・
騒音や服の素材の感触が気になり集中ができない等があります。 今回は感覚が統合されて成長していくプロセスの第一段階 ▷基礎感覚について少しお話ししたいと思います。 基礎感覚は前庭覚・固有覚・触覚があります。(+視覚と聴覚) ▷前庭覚 主な働きとして バランス感覚や傾きやスピード、重力を感じる感覚です。 例えば眠くなった時に頭を振って目を覚まそうとした体験はありますか?
この様に脳の目覚め具合、覚醒を調整する働きもひとつあります。
また、バランスを取る時に転けない様に
頭を垂直方向に起こそうとする働きもあります。 ▷固有覚 主な働きとして 自分の身体の位置や動き、力の入れ具合(筋肉・腱・関節)を感じる感覚です。 例えば椅子や机を運ぶ時はギュッと力を入れますが、
豆腐や卵、風船を持つ時はそっと優しく持ちますよね。 優しく叩いているつもりが痛いほどの力で叩いてしまっていたり…
これらの行動は固有覚の未発達によって力加減の調整がうまくできないのです。 ▷触覚 主な働きとして4つあり ①優しく背中をさすったり、肌と肌の触れ合いや
毛布で包まれた時の心地よさが情緒を安定させる働きがあります。 ②また、『このトンネルは入れるかな?頭を打たないかな?』と
自分の身体の大きさや長さ等を把握するボディイメージの形成の働きもあれば、 ③ポケットから見なくても間違えず
特定のものが取れるかの識別する能力等もあります。 ④熱いやかんに触れた瞬間に手をやかんからパッと離したり、
腕に虫が止まった時払いのける等の危険を感じた時に
防衛する働きも触覚にはあります。 ポラリスでは、感覚統合の視点からも意識して
活動を取り入れたいと考えました。 ・バランスや重力を刺激するトランポリン(前庭覚) ・様々な形や重さの運びゲーム(固有覚) ・線歩き(傾きを感じるのは前庭覚、
落ちない様に素早く筋肉を調整して姿勢を保つのは固有覚)・・・等 ねらいを決めて"笑顔で楽しめる"活動となれる様活動していきます。
児童デイサービス・ポラリス☆ 大谷