放課後等デイサービスでの理学療法士の役割
2019.07.26
初めてブログを書かせて頂きます。
理学療法士の古賀です。 WILLCAREに入職して、早くも1年が経過しました。 入職前は回復期病院で主に高齢者のリハビリをしていました。 今まで行っていた”リハビリテーション”は、
ラテン語のre(再び)+ habilis(適した)が語源となっています。 『再び適した状態になる=病気や怪我で失われた機能・能力を再び獲得する』
というものでした。 しかし、小児の場合は『habilitation(能力を獲得する)
⇒元に戻すではなく、その子の状態を基準とした中でどれだけ出来る能力を獲得するか』
というものになります。 似ているようですが、
再び獲得するのか、
新しく獲得するのか、
では介入の仕方も考え方も大きく変わります。 対象年齢に70歳程の差があったり、今までとまったく環境が異なり、戸惑うことも多々ありますが、
少しでも理学療法士としての力を活かし、
子どもたちやご家族様の力になれるよう励んでいきたいと思っております。 夏休みが始まり、一人一人と密度濃く関われる時間が増えました。
平日では見えなかった部分が見え、時間がなく行えなかった支援が行えるようになります。
子どもたちの将来に役立つ力をつけられるよう、評価・支援を行っていきたいと思います。
理学療法士 古賀 和希