寄り添えるように・・・
2018.06.29
喀痰(かくたん)吸引等3号研修を受講しました。
喀痰吸引等研修を修了すると、介護職員が一定の条件のもとで、
自身の力で痰や唾液などの分泌物を吐きだすことが困難な利用者様に対して口腔内、
鼻腔内、気管カニューレに溜まっている分泌物を、
吸引器を利用して排出することが可能になります。
3号研修は「基本研修 + 演習」と「実地研修」を受講します。
「基本研修 + 演習」では、呼吸について、
人工呼吸器のしくみ、感染予防、健康状態の把握などの喀痰吸引行うにあたっての
基礎知識の講義と人形を使って吸引の演習を行いました。
「実地研修」は実際に吸引を行う利用者様ごと、吸引を行う部位ごとに、
その都度医師や看護師から実地研修を受けます。
今回は実際に「口腔内」と「気管カニューレ」からの吸引を研修させていただきました。
利用者様が苦しい思いをしないよう、声かけをしながら素早く吸引を行わなければならないのですが、
実際にひとつひとつの手順を確認しながら行うと時間がかかってしまいました。
吸引のコツをつかむまでは時間がかかると思いますが、正確に安全に行えるよう心がけていきます。
研修をさせていただいた利用者様にお礼申し上げます。
今後も利用者様の安定した生活を支えることができるように、介護技術の向上を図りたいと思っております。
☆ポラリス・ヘルパーステーション 愛甲 直弘