ひとつの出会い。
2018.06.17
先日、阿倍野生涯学習センターで行われていた大阪府の聴覚障害学校高等部の作品展を見に行ってきました。
大阪府には聴覚に障がいを抱える方の為の高等学校が4校あります。
うち2校は大阪市にあり、あとの2校は堺市にあります。
以前、その中の1つである〝だいせん聴覚高等支援学校″の生徒さんとふれあう機会がありました。
僕はその日、長居公園で野球をしていたのですが聴覚支援学校の生徒さんがやってきて
「一緒に試合をしませんか?」とスマホの画面を使って誘ってきてくれたのです。
僕たちも「ぜひやりましょう!」と誘いを受け、一緒に野球をすることになりました。
「どっちが先攻か?何回までやるか?」等、最初はスマホを頼りにコミュニケーションをとりつつ始めましたが、
いつの間にかスマホなしでも通じ合い、お互いにただただ野球を思いっきり楽しんだ時間となりました。
本当にスポーツがもたらすパワーはスゴイなぁとあらためて感じています。
ちなみに、試合の結果は完敗(>_<) 高校生はパワーも体力もあって野球も上手。
とてもとても太刀打ちできませんでした…
その後、僕は図書館でDVDを借りてきて少しずつ手話の勉強を始めていたので、
今回作品展に行き聴覚障がいを抱える方とお会いした際、
手話でのコミュニケーションをトライしようとしましたが全然出来ませんでした。
やはり日々使わないと出来ないし、いざ本当にしようとなると緊張して出来ないものだなと感じました。
これからも聴覚障がいを抱える方だけでなく、
もっと視野を広げて自分のまだ知らない障害を持った方の事をもっと
勉強して対応出来るようになりたいと思います。
ポラリス・ヘルパーステーション 薮田 健太郎